Reshuffle of mind.

昨年の今頃は何をしていたんだっけ?なんて考えてみたりしていた。
毎日、聴いてた音楽はコレだったなぁ・・・。
♪“蘇州夜曲”
何か心に微妙な隙間があったものの、「アン・サリー」と「ナラ・レオン」を聴きながら
素敵な気持ちにもなれたし、上海のカノジョの物語をもう一度読んだり、
その続編(N.Y.での生活)を読んだりして、わたし自身 妄想に耽ったりしていたわ。
意外にも、昨年の今頃は本を読む時間があったみたい。ジムにも熱心に通っていたし。
たぶん・・・わたしはこの頃から心の底から 精神的なゆとりや豊かさを求めるようになったのだと思う。
そして、自分の為だけに時間とエネルギーを使うコトにちょっぴりしんどくなってきた。
わたしは今まで何かを努力して勝ち得たことがないように思える。
目の前にあった木にたまたま登っただけであり、自ら木を探そうと思ったこともなかった。
他人から見ると、アグレッシヴなように感じられることも多いかもしれないんだけれど・・・ね。
木を探さなかった本当の理由は、勇気がなかったのかもしれない。
だけど、「このまま何もしなければ何も変わらない」ということの方が今度は怖くなってきてしまったのだ。
焦っていたワケではないのだけれど、そこで“心の配置転換”が起ったのだと思う。
よく「幸せは待っていてもやって来ない。」なんて言うヒトがいるけれど、
わたしの言う“心の配置転換”と、どこか共通しているように感じる。
ふとしたときや、あらゆる場面でこの「気づき」は起るのだけれど、
人生の転機になる「気づき」はそう何度も経験できるものではないよね。