わたしがなぜこだわるのか?



L.A.生まれのサニーさんはアメリカでの生活を執筆していた。
その作品は彼の友達でFMラヂヲのパーソナリティーのために
書いているんだと、彼は言っていた。
数年後、サニーさんの「アメリカ体験談」がその友達の番組で
オンエアされたのだけれど、内容の一部に宗教的な要素が含まれていたために
残念ながら番組は中断になってしまった。
(わたし自身もあまりこの場でその件はコメントできないので、
下記書籍を参照してください。)
8年も前のコトだけれど、わたしはサニーさんに再会し、
彼は親切にオンエアされた番組のテープを持ってきてくださった。
その時、彼はフィアンセの黒人女性と一緒にやってきた。
彼女はまったく日本語が話せなかったので
サニーさんは一緒にいる間中、ずっと通訳をしてくれたっけ。
「結婚しようと思ったきっかけは?」
「ああ・・・彼女がね、俺に言ったんだ。
ねぇ、サニー?天使はなぜ白人ばかり?黒人の天使はいないの?
・・・ってね。俺はその時、たまらなく彼女がいとおしく思えたのさ。」
あれからサニーさんはどうしているかはわからないけれど
きっと、彼によく似ているけどお肌の色がほんのり小麦色の子と
仲良く歌をうたってるに違いない。



※サニーさんの友達の番組が中断されたわけには
下記の書籍が参考になった。

女盗賊プーラン〈上巻〉

女盗賊プーラン〈上巻〉


※その後わたしは、関連書籍も何冊か熟読しました。

ファウジーヤの叫び〈上〉

ファウジーヤの叫び〈上〉

砂漠の女ディリー

砂漠の女ディリー


上記の書籍についてはぜひ女性に読んでいただきたい。
自分がいかに自由な思想を持って日々生活しているかということについて
考えさせられると思う。
これは現実に現在も起こっていることで、遠い昔の話ではないことに
わたしも何とも言えない哀しい驚きがありました。