ボディペインティングならウォーホルよりもダリにされたい。

5年前まではわたしは白か黒の下着しかつけない女だった。
それが格好がいいとか感じていたのではなく、
当時のわたしには選択の余地がなかったのだ。
その後、わたしはとても色彩感覚に恵まれた
素敵なセンスの持ち主のトモダチができた。
トモダチはダリをいつも「天才」と熱く語る。
「考え」そのものがアートだということをトモダチに教えられ、
わたしはトモダチの影響で色鉛筆と自分の世界がほしいと思い始める。
それまでは、木炭でデッサンをしたりしていて
やっぱりモノトーンな世界を描いていたから。
まるでモノクロのテレビしかなかった時代に、カラーテレビを
初めて手に入れたような気分だ。
その喜びは今でも日々感じていて、好きな色のお洋服、口紅、マニキュア、
髪の毛の色、車の色、下着の色、靴の色、コンタクトレンズの色・・・。
好きな色に囲まれる幸せは今でも毎日感じている。
カラダにペインティングしたとしても、誰にも文句は言われない。
だって、わたしのカラダは誰のモノでもなく・・・。
わたしの所有物だから。

ダリ (アート・ライブラリー)

ダリ (アート・ライブラリー)