Please don’t cry. You are not solitary...


わたしが泣いたあの日・・・。

こんなに哀しいことが人生の中に存在していいのだろうか?
そう感じたことがある。
ボストンバッグとスケジュールが昨日まで書き込まれたカレンダーしか
残っていない部屋で、テイクアウトのハンバーガーをかじりながら
グラスが溢れるくらいの量の涙を流した。


翌日、わたしは飛行機の窓際に座っていたけれど
地上に飛び立つ瞬間、決して窓の外は見なかった。
不思議とそのとき既に涙は一滴も出ず、
雲の間から差し込む光にとても感動した。
わたしの中には、美しいモノを美しいと思える気持ちが
ちゃんと存在しているんだ・・・。


ねえ、大丈夫よ・・・。
わたしがいるから。



パスポートの期限は大丈夫?