1時間47分のロックアイス。


昨夜は約束の午後7時から、
泡盛とともにこの3年間の話は尽きなかった。
互いの生活の話、アートの話、音楽の話、
そして・・・互いの恋の話や、ゴーヤのように苦い
切なかった頃の話と・・・。




呑んだ、呑んだ、呑んだ。




東京で何があったのか?
八重山ではどんな生活をしていたのか?
そして現在。
ポジティヴなエネルギーをもらい、
次の約束をして 彼女と別れた。
次の約束は 温泉に宿泊しながらエステで癒される・・・
そんなイベント。
オンナはコレがあるから愉しい。




帰宅し、深夜にもかかわらず、“A・Rossi”と
1時間47分も 電話でオシャベリをした。
わたしの声はハスキーになっていて、それでも話し続けた。
居心地がいいと感じる“Rossi”との深夜のディスカッション。
両手で掬った水が隙間から流れ出てしまったけれど
1時間47分で、再びわたしの両手には水がいっぱいになった。
濁りのない、とても透きとおった水。
その水をわたしは氷にしたいと思った。
自分がいちばん幸せと感じたその日に、
その氷においしいお酒を注いでいただきたいと思った。




わたしは自分が誰なのか未だにわからないんだけれど
このままわからずに過ごしていくのも悪くはないな・・・って、
そう感じた 明け方デシタ。
外はもう明るくなって、満月はとっくに見えなくなっていたけれど
わたしはそこから久しぶりに深い、深い眠りに落ちた。