間接的にわたしを救済するキース・ジャレット。


今日は仕事が終わり、病院へ。
3ヶ月ぶりの採血。スピッツ4本も採られた(涙)。
鮮やかな血を抜かれていく様子を見ていたら
無性にレバーが食べたくなった・・・。
それに 昨日、今日とわたしはちょっとだけ元気がない。
だからレバーを食べなくっちゃって、針を刺されている間
ずっと思っていた。頭の中で血がしたたるレバーを思い浮かべながら。
夕方にさしかかると、心の中にスコールがやってくる。
心が水浸しになって、わたしは溺れてしまいそうになる。
「あなた」泳ぎは得意?
溺れそうになったわたしの心を助けてくれるのは「あなた」かもしれない。
水の中にずっと浸かっているせいなのか、海水浴に行った帰りのような倦怠感。
でも、お部屋に帰ってきて 愛着のあるモノをながめていると
いつものわたしに帰るコトができたりする。
大切に育てている植物や、大好きなCDのジャケットのデザイン、
バカラのグラス、キャンドルを灯したアロマポット、タリーズのマグカップ
ウォーホルの本、シュワシュワしているペリエの気泡。
わたしは好きなモノに囲まれて生きたいし、たぶんこれは死ぬまでやめられないと思うわ。
ついでに・・・イリーとフォション抜きの生活もわたしには考えられないし、
ふかふかの真っ白なタヲルとバスローブも大好きだし、
そうそう・・・お部屋の中で無印のビーチサンダルをスリッパ代わりに
していたヒトがいたっけ・・・。あれはカッコいいな。
そのヒトはキース・ジャレットの“マイ・バック・ペイジーズ”が好きだったハズ。
・・・と、言ってさりげなく今、その音楽を聴いてみたりして♪
わたしもこの音楽がとても好き。久しぶりに聴いてみたら、すごく新鮮・・・。
ねぇ、「あなた」もコレ聴いてみてよ、
きっと溺れそうなわたしを助けようって気分になるから。

Somewhere Before