「ヒト」を失ってしまったときに。

昨夜はクリニックのDr.の夢を見た。たぶん、なかなか寝付けずに入眠までに2時間もかかってしまったことが
脳裏に残っていたせいで、彼が夢の中に出演したのだと思うけれど。
寝付けなかった理由は、食事のあと1時間くらいソファでテレビもつけっ放しに心地よく眠ってしまったせいだと思う。
わたしは厳しい母に育てられたせいか、夜以外に「眠る」ということに対して何か罪悪感を持っていたし、
とても怠惰なコトをし、時間を失ってしまった気分に襲われてしまっていた。
いつの間にか、その罪悪感から開放されていたことに気がついた時 わたしはもう子供ではなくなったんだな・・・と感じた。
そして、失った時間は始めからなかったと思えばいいと割り切れるようにもなった。時間以外の出来事でもそう。
失ったモノは始めからなかったと思えばいい・・・と。ただ、「ヒト」に関してはそういうコトにはいかないだろう。
「ヒト」を失うコトは人生の中で何度か訪れると思う。
いちばん辛いコトは「ヒト」との永遠の別れなんだけれど、わたしは輪廻転生は信じている。
19歳の夏に、手のつけようがない娘に悩み苦しんだ母はわたしの手を引き あるお寺のお坊さんに相談しに行った。
わたしはなぜか16歳から24歳くらいまでの記憶があまりなく、よく想い出せないのだけれど
「あなたは将来、仏を守ることになるでしょう。」と言われたのだけは記憶に鮮明に残っている。
嫁ぐ先が長男で、仏を守っていくことになる・・・と、いうようなことを言われた。
「ヒト」の場合、永遠の別れをしたとしても仏となり子孫に守られ そして語り継がれていくものだと思う。
眠り続けながら子孫を見守り、そしてやがてはまた生まれ変わり現世で修行をする。
出逢うヒトたちは、すべて過去世で深く関わり合ったことがあるからこそ、
「初めて逢った気がしない。」とか「初めて来た場所なのに、以前来たことがあるような気がする。」などと感じることがあるのかもしれない。
あなたのパートナーやトモダチも、もしかしたら過去世においては深い関わりがあったヒトなのかもしれませんよ。


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